

僕が包茎手術を受けたのは大学生の時ですが、悩み始めたのはもっと前でした。
ずっと「かなり皮が余る仮性包茎」だったことが、凄いコンプレックスだったんですね。
勃起しても亀頭が出ないくらい極度の皮余り…
何よりも見た目が悪いですし、恥垢の悪臭が自分自身でも嫌でした。
本当か嘘かは分かりませんが、中学3年時には「皮がむけてヒリヒリする」と言っていたクラスメイトがいて羨ましく思ったものです。
そのうちペニスの皮は自然と剥けるのかな…? そう楽観視した時期もありますが、実際にはそんな兆候は一切ありませんでした。
高校生になってもペニスの状態が一切変わらず焦った僕は、ネット通販で「包茎矯正リング」を購入しました。
しかし半年ほど試してみるも全く効果なし…
勃起して自分で皮をめくっても、すぐに戻るほどの状態です。
このままでは、恥ずかしくて将来的にセックスができない…
もう、この極度の包茎から脱却するには「手術しかない!!」そう決意した高校3年の春でした。
いつ剥けるのか? 本当に剥けるのか? と悩み続けるよりも、包茎手術を決意した時には気分が清々しかったです(笑)

しかし、そんな僕はすぐに絶望することになります。
包茎手術に立ちはだかった大きな壁
手術費用というお金の面もありましたが…
当時は成人年齢が二十歳だったため、二十歳未満の僕が包茎手術を受けるには【親権者の同意書が必要】でした。
親に「包茎手術がしたい」なんて、恥ずかし過ぎて言えるはずもありません。
僕の家庭では、何か相談することがあれば母親に話すのが普通でした。
当時の僕には、女性である母親に包茎の悩みを理解してもらえるとも思えませんでした。
もう、絶望ですね…。
親権者の同意書を、筆跡を変えて自分で書くか!? と考えたこともあります。
しかし、クリニックから親へ確認の電話があれば一発でバレます。さすがにそれは無理だと思い断念しました。

高校を卒業してからアルバイトをして手術費用を貯める…
そう決めたものの、手術を受けられる二十歳まで約2年も待つのかと思うと、かなり気が重くなったのを覚えています。
そんな時に迫られた大きすぎる二択 −高校3年生の夏休み−
当時の僕は水泳部で、夜は近所の屋内プールを併設したスポーツクラブに通っていました。
そこで、夜間のプール監視員としてアルバイトをしていた女子短大生と仲良くなったんですね。
仕事はプールの監視のほか、会員さんへの挨拶やビート板の整理など。
比較的暇な時間も多かったようで、自然と彼女と話す機会が増えていきました。
相手は2歳年上の女子短大生。僕は高校3年生。
わずか2歳差なのに、免許を持ち、自分で車を運転する彼女がかなり大人に見えました。
そして迎えた夏休み。
詳しい経緯は忘れてしまいましたが、2人で夜の遊園地へ行くことになったんです。
遊園地からの帰り道、外はすっかり暗くなっていました。
その車内で、彼女が冗談交じりに言いました。

ホテルにでも入る!?
- 若き血が滾るまま、ホテルへ直行か…
- 包茎を見られるのが恥ずかしくて、何もできずにそのまま帰るのか…
僕にとっては、大き過ぎる二択でした。
もちろん僕としては、入りたい気持ち120%です。いえ無限大とも言って良いシチュエーション!
ところが、その瞬間に頭に浮かんだのは、嬉しさよりもコンプレックスだった包茎のことでした。
「でも高校生だしねぇ…」と、ためらいもある様子の彼女でした。少なくとも僕には、冗談だけではないように聞こえました。
僕は「ははははは」と愛想笑いしかできなかったことが今でも無念でなりません TT
少しお下品というか生々しい感想になりますが…
思春期の未経験男子にとって、これ以上ない極上のシチュエーションでした。
あの雰囲気なら間違いなく「忘れられない、ひと夏の思ひで」になっていたはずです。

この時ほど「剥けチンだったら…」と悔やんだことはありません(泣)
待ち焦がれた2年後 −ついに二十歳になった僕−
大学生になった僕は、「ほっともっと」でアルバイトをしながら包茎手術の費用を用意しました。
とはいっても、バイト代は月に5万円くらいの収入になったので、手術費用は3~4ヶ月ですぐに貯まりました。
とにかくネックだったのは、年齢だけです。
そして、ついに迎えた待望の二十歳!
成人すると、いろいろなことを考えたり、新たな決意をしたりする人も多いでしょう。
しかし、僕にとって何より大事だったのは――
「包茎手術」の解禁です!
そして僕が手術を受ける時期に選んだのは、大学の夏休みでした。
それまで大きなケガも手術も経験したことがなかった僕は、正直なところ、包茎手術がかなり不安でした。
人生で初めての手術です。
もちろん、それと同時に強い恥ずかしさもありました。
見栄えが悪いと思っていた包茎ペニスを、他人の前にさらすわけですから…
しかし、恥ずかしがっていては一生包茎のままです。
すでに予約は済ませています。
あとは当日、クリニックへ行くだけでした。
クリニックは街中にありましたが、看板は注意していないと見落としそうなほど小さなものでした。
ビルの2階にあり、受付には最低限のものしか置かれておらず、少し殺風景な印象です。
それ以上に驚いたのが、クリニック内の静けさでした。
完全予約制だったため、他の患者はいません。
スタッフが大勢いるわけでもなく、院内は妙に静まり返っていました。
一般的な病院を想像していた僕は、その静けさに少し異様な空気を感じたのを覚えています。
院内で見かけたのは、僕を担当した若い男性医師と、中年の男性医師の2人だけでした。
最初にカウンセリングを受け支払いを済ませました。
ですが緊張と不安のせいか、正直なところカウンセリングの内容はあまり覚えていません(笑)確認事項が主で大した内容でもなかったのかも(個人の感想です)
そして僕は、いよいよ手術台へ。
仰向けになり、象さんを披露した状態です。
目の上には布をかけられ、周囲はまったく見えません。
そんな中、若い男性医師から衝撃の一言がありました。

自分で剥けるなら、別に切らなくても問題ないけどなぁ。やっぱり恥ずかしいの?
僕は心の中で「そんな羞恥プレーはいいから、さっさとヤレや! それが仕事だろ!」と思いました。
しかし、実際には恥ずかしさがMAXで「あっ、はぁ…」としか返事ができなかった記憶があります。
その後、ペニスの根元付近を少し引っ張られ、麻酔注射を打たれました。
僕の場合は少しチクッとした程度で、予防接種や採血のほうが痛いと感じたくらいです。
それほど包茎手術の麻酔注射はライトに感じました。
局所麻酔なので当然ながら意識はあります。
では、麻酔が効けば手術中は本当に何も感じないのか?
僕の場合、それは少し違いました。
痛みはありませんが【何かが当たっている、何かをされている、触られている】という感覚はありました。
個人的には、なんとなく「くすぐったいような感じ」でしたね。
そうこうしているうちに、包茎手術はあっけなく終了…
当時の僕としては「余った皮を切って縫う手術なのだから、そりゃ長時間はかからないか…」と、妙に納得していました。
若い男性医師からの羞恥プレーはあったものの、恥ずかしい思いをしたのは、クリニックにいたほんの数時間だけです。
包茎を気にして、この先もずっと恥ずかしい思いをするくらいなら、数時間の恥ずかしさくらい余裕で我慢できます。
術後は、簡単な術後についての説明を受け「飲み薬(痛み止め・化膿止め)塗り薬など」をもらい終了。
クリニックから出ると、晴れ晴れとした気持ちで帰路につきました。
手術を終えたこと自体も嬉しかったのですが、それ以上に大きかったのは、長年抱えてきたコンプレックスから解放されたことです。
「もう、包茎で悩まなくていいんだ!」そう思うと、何とも言えない解放感がありました。
大げさに聞こえるかもしれません。
ですが人の悩みは、他人から見ればちっぽけに思えることでも、本人にとっては大きな問題なんです。

僕にとって包茎は、男としての自信や恋愛にまで影響するほど、深刻なコンプレックスでしたからね。
僕自身の術後の経過について
僕は通院不要(抜糸不要)の施術を選んだため、これで包茎手術は終了です。
受付から帰るまでは2~3時間程度になります。
以下は、僕自身の実際の術後経過をもとにまとめたものです。
術式や傷の状態によって注意事項や回復期間は異なるため、実際には手術を受けた医師の指示を優先してください。
化膿止め(抗菌薬)は数日〜1週間、痛み止めは当日から数日間を目安に服用します。
| 僕の場合 | |
| 自分での消毒 | 1週間 |
| ガーゼ(包帯)保護 | 1週間 |
| 患部を濡らす | 1週間後 |
| 湯舟(濡らしてOK) | 2週間後 |
| 激しい運動 | 1週間後 |
| 飲酒 | 3日~1週間後 |
| 自慰行為 | 3週間後 |
| セックス | 3週間後 |
僕が受けた説明では、最初の1週間は患部を清潔に保ち、ガーゼで保護する期間でした。
その後は傷の状態を見ながら、シャワーや入浴、運動などを段階的に再開していきます。
自慰行為やセックスなど、縫合部分へ大きな負担がかかる行為は、3週間は控えるように説明されました。
もしあなたが大学生であれば、移動時に自転車を使用するケースも多いでしょう。
僕が受けた説明では、車の運転や座って過ごすことは当日から可能でした。
ただし、自転車やバイクはサドルからの圧迫や振動が患部に加わるため、3日ほど控えるように言われました。
ですが当時の僕は、夏休み中も「ほっともっと」のアルバイトへ行く必要があり、比較的早い時期から自転車に乗っていました。
ゆっくり走り、なるべく患部へ負担がかからないように、サドルの前方へ浅く腰かけていた記憶があります。
ただし、これは僕自身の体験であり、術後早期の自転車移動をおすすめするものではありません。手術を受けたクリニックの指示に従ってください。
また「どうして飲酒まで控える必要があるのか?」と疑問に思う人もいるでしょう。
アルコールを飲むと血行が良くなり、傷口から出血しやすくなる可能性があります。そのため僕は、術後3日から1週間ほど飲酒を控えるよう説明を受けました。

出血が止まったからと自己判断で再開するのではなく、クリニックから指定された期間を守る方が安心です。
僕自身の患部の経過について
まず気になるのは、術後に麻酔が切れた時の痛みではないでしょうか?
僕の場合は、少しズキズキする程度で、痛くて辛かったということはありませんでした。
痛み止めを服用していたこともあり、軽い痛みが続いたのは2日ほどです。
それ以上に、ピアッサーを使って自分でピアスの穴を開けた時の方が、何倍も痛かったです。
穴を開けてしばらくすると、強いズキズキ&ジンジンが続きましたからね。
包茎手術後は痛みよりも、縫合されてガーゼ(包帯)が巻かれている違和感の方が強かったです。
ガーゼを外すと見た目はややグロく、縫合部分から糸がピンピンと飛び出し、赤く染まっていました。
僕の場合、糸は「体内で溶けて消える」というよりも、日が経つにつれて少しずつ取れ、徐々に減っていくように見えました。
ガーゼが取れてからは、亀頭へ加わる刺激の強さを初めて実感しました。
20年間ずっと過保護だった亀頭が、突然むき出しになったのですからね(笑)
当時の下着はトランクスだったため、ペニスがフリー状態で、歩くたびにやたらと擦れました(笑)
手術を受けたのは夏場でしたが、蒸れによるトラブルや、患部の治りにくさを感じることは特にありませんでした。
また、しばらく患部を洗えないなら、痒くならないのか?と思う人もいるかもしれません。
僕の場合、汗が溜まりやすいペニスの根元や陰嚢の裏側が蒸れることはあっても、手術した患部自体が痒くなることはありませんでした。
当時の僕は、亀頭から患部の少し先までを小さなビニールで覆い、お湯が入らないように軽く固定してシャワーを浴びていました。
ただしこれは、自己流で行っていた方法です。
患部を強く締めつける危険もあるため、同じ方法をおすすめするものではありません。実際の保護方法は、クリニックの指示に従ってください。
慣れてくると準備が面倒になり、患部を保護せず、濡らさないように注意しながらシャワーを浴びることもありました。
注意したいのは、排尿時にガーゼへ尿がかかることや、シャワー中に誤って患部を濡らしてしまうことです。
僕はガーゼが濡れた時には、できるだけ早く交換していました。交換方法や期間については、クリニックから受けた指示を優先してください。
また念のため、説明された期間よりも長めにガーゼを巻いていました。
しかし、自分での交換に慣れてくると、どうしても作業が大雑把になってきます。
トランクスとハーフパンツで外出した時、巻き方が甘かったのか、ガーゼが足元へポロリと落ちたことがありました。
あの時はかなり焦りましたね(笑)
幸い、誰にも見られていなかったのでホッとしました。

この経験から術後はトランクスよりも、陰部全体が適度に包まれるタイプの下着が向いていると思います。
ブリーフに抵抗がある人なら「ボクサーパンツ」が無難ではないでしょうか。
禁断のオナ禁について…
術後しばらくは、ペニスが勃起すると「亀頭と陰茎の間の縫合部分」が突っ張るような感覚がありました。
最初は「皮を切り過ぎたのでは?」と少し不安になりましたが、僕の場合は日が経つにつれて突っ張る感覚も弱くなり、徐々に気にならなくなりました。
気が付いたら皮も適度に馴染み良い感じになります。もちろん違和感などもなくなります。
しかし問題は… 当時の僕は若く漲る下半身…
性欲を我慢できるワケもありません(笑)
1週間~10日ほどは我慢できましたが、それを過ぎると性欲を抑え切れず、「優しく、そしてゆっくり」を意識しながら、なるべく縫合部分に負担をかけないように処理していました(笑)
幸い僕の場合は、傷が開いたり出血したりすることもなく、その後の経過も良好でした。
ただし、これはクリニックから指示された3週間を守れなかった僕個人の体験談です。
実際には、手術を受けた医師から指定された期間を守ってください。

とは言え… 同じように若い人たちは、きちんと守れてるのかな? という疑問があるのも確かです(笑)
包茎手術で後悔したことや、今思うこと…
正直なところ、包茎手術を受けたことに後悔は全くありません。
むしろ、本当に受けて良かったと思っています。
小さい頃から抱えていた大きなコンプレックスが解消され、気になっていた恥垢の臭いもなくなりました。
ただ、手術を考えている人が最後に気になるのは、やはり「傷跡」ではないでしょうか?
傷跡の目立ち方は、手術方法や縫合方法、傷の治り方などによって異なります。
僕は術後の通院を避けたかったため、抜糸が不要な糸を使う方法を選びました。
結論から言うと、僕には今も縫合した跡が残っています。
ただし、通常時は亀頭と陰茎の間にある縫合部分が隠れているため、傷跡はほとんど分かりません。というより、物理的に隠れて見えない状態です。
勃起時には見えますが、これまで傷跡について相手から何かを言われたことはありません。
見た目がグロいわけでもなく、極端な違和感がある状態でもありません。
自分では多少気になっていましたが、相手からすれば「そこまで気にならない」というケースなのかな?と思っています。

僕が受けたのは「余った皮膚を切除して縫合する方法」です。
そのため、傷跡が完全に消えるとは限らない、という認識は持っておいた方がよいでしょう。
現在は切らない方法もあるため、傷跡が気になる人は治療方法の違いも含めて医師へ相談してみるとよいと思います。
青春の針が動き出した瞬間…
長年抱えてきた包茎コンプレックスから解放された僕は、女性に対しても以前ほど消極的ではなくなりました。
そして、何もできずに終わった高校3年の夏から2年後 ――
いよいよリニューアルした僕のペニスに、待ち焦がれた、待望の出番が訪れました…